娘のフリマアプリに感じる私の複雑な思いを書いてみました。

20代長女が今、流行のフリマアプリに参加しています。まだ、やり始めて半年も経ってはいませんが、出品数は100点以上あります。

婦人服、化粧品、日本人形、楽器、おもちゃ、英語カード、様々な絵葉書、男性用衣料、参考書、資料集、etc、あまり、統一感はないラインナップです。今まで売れた割合は30%ほどでしょうか。娘いわく、なるべく良心的な価格にしているそうです。

私自身はずっと、最初はこのアプリを傍らから眺めているだけでしたが、最近気が付くと手伝わされるようになってしまいました。この仕事、思ったよりも随分大変です。

単純に売り買いするだけで、相手の顔を見ることもないし、気楽にできて、ちょっとしたお小遣いになって、いらないものも、必要な方に使ってもらえ、一石二鳥でよいシステムと思っていましたが、これは大きな間違いでした。

配送と梱包の問題が頭を悩ませる

まず、驚いたのが、配送料の高さです。大型のものですと、1000円近くかかることも珍しくはありません。小さくても重量のある書籍なども、割高な郵送料です。また、アプリの運営管理に支払う手数料もかかります。

娘からは主に梱包を任されていますが、これ相当に神経を使います。いくら、中古品を売買しているとはいえ、清潔感のないものはクレームがつきます。

包むときには、ほこり、毛髪、小さなゴミなどに気を付け、物品の外観は問題ないと感じても、もう一度、細かく観察し汚れや指紋などがついていないか、気が付かなかった瑕疵はないか点検します。最後にきれいなペーパーなどで、よくふき取りそっと包んでいきます。

ここで、問題になるのは、緩衝材や収める箱、包み紙、水濡れ厳禁のためのビニール類で、大幅に重量が増えることです。再度注意です。何度も、電子量りに置きながらの作業です。

封じるために使うガムテープでさえ、重量はあります。重さが数g変わるだけでも、荷物の一片の長さや、厚さが1cm変化するだけでも、送料が高くなってしまうので、赤字になることがあるのです。

商売ってこんなに難しいものなのですね。このアプリのコンセプト的に利益を出そうと考えること自体がまちがいなのかもしれません。

この夏は、特に売れ行きがよく、毎日数点の梱包でくたびれ果ててしまいました。しかも、付けた値段が安いので、儲けは微々たるものです。半ばボランティア感覚です。

梱包をめぐって娘とも言い合いが絶えない日もあります。もう、やめてくれないかなと内心考えるようになりました。そんな私の気持ちには反比例して、娘には生きがいになっているようです。

購入してくださった方からの丁寧なお礼の言葉が届くと毎回わざわざ、私に知らせてくれます。それを支えに、今日も娘は出品物の写真を幾つも背景や場所を変え、100枚近く撮影し、購入希望者の問い合わせに嬉々として対応しています。